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レポート・活動実績

地域と都市、企業と大学、世代を越えて未来を考える。「TOKYO共創会議」を高輪ゲートウェイで開催

2026年8月20日、高輪ゲートウェイのLiSHにて、「まちと地域とこれからの共創」をテーマに「TOKYO共創会議」を開催しました。

当日は、企業・自治体・大学などさまざまな立場から約70名が参加。

岐阜県飛騨市に本拠地を置くCo-Innovation University(CoIU)の1期生7名も参加し、地域と都市、企業と大学、そして世代を越えて、これからのまちづくりや新たな共創の可能性を考える一日となりました。

今回のTOKYO共創会議では、TAKANAWA GATEWAY CITYの街歩き視察から、第一線で活躍する実践者によるトークセッション、さらに企業・社会人とCoIUの学生が同じテーブルを囲む「共創対話セッション」まで、見る・聞く・対話することを通じて、それぞれが新たな問いや気づきを持ち帰る時間をつくりました。

当日は、株式会社JTB 常務執行役員 地域交流・CX推進担当の三輪美恵氏による開会の挨拶からスタート。地域や組織の垣根を越え、人と人との出会いから新たな共創を生み出していく本会議への期待が語られました。

約70名が集い、地域や組織を越えた「共創」の一日がスタート

一般社団法人Co-Innovation Valley alliance(CoIVa)が目指しているのは、企業・自治体・大学・地域など、分野や地域を越えた人々がフラットに出会い、対話し、新たな事業や取り組みが自然と生まれていく「共創の場」です。

今回のTOKYO共創会議も、その考えを体現する場の一つ。普段は異なるフィールドで活動する参加者が一堂に会し、それぞれの経験や視点を持ち寄りながら一日を共にしました。

TAKANAWA GATEWAY CITYを歩き、これからの「まち」を体感

第1部では、2025年3月にまちびらきを迎えたTAKANAWA GATEWAY CITYを舞台に、レクチャーと街歩き視察を実施しました。

株式会社JR東日本ビルディング まちづくり推進本部マネジャーの中島悠輝氏による案内のもと、実際にまちを歩きながら、進化を続ける高輪のまちづくりを体感しました。資料や画面越しに知識を得るだけではなく、実際の場所を歩き、空間を見て、その場で説明を聞く。都市の未来を考えるうえで、まちそのものをフィールドとして学ぶ時間となりました。

今回のテーマは「まちと地域とこれからの共創」。

都市と地域を対立するものとして捉えるのではなく、それぞれが持つ人・技術・文化・知識などをどのようにつなぎ、新たな価値を生み出していけるのか。その後のトークセッションや対話にもつながる視点を得る機会となりました。

CoIVa、CoILが描く「共創の場」と「共創の学び」

第2部では、CoIVa、Co-Innovation Laboratory(CoIL)の取り組みを紹介しました。

三輪美恵氏からは、一般社団法人Co-Innovation Valley alliance(CoIVa)の活動や目指す姿を紹介。CoIVaでは、企業・自治体・教育機関・地域団体など多様な人々が集い、会員同士の交流や学び、人材育成、企業視察などを通じて、新たな事業共創が生まれる環境づくりを進めています。

続いて、一般社団法人CoIL代表理事/NPO法人G-net代表理事の南田修司氏より、Co-Innovation Laboratory(CoIL)の取り組みを紹介しました。

CoILは、CoIUが地域で育んできた「共創の学び」を企業や行政の現場へ届け、地域課題・社会課題の解決に向けた研究と実践を担う機関です。全国の地域をフィールドに、1dayのフィールドワークから数カ月にわたる実践型の越境学習までを展開。単なる研修で終わらせるのではなく、人材育成や組織変革、その先の地域共創・事業共創へつなげていくことを目指しています。

「共創の場」をつくるCoIVaと、「共創の学び」を届けるCoIL。

それぞれの役割と、今後の連携について共有しました。

宮田裕章氏ら4名が語る、「地域がつながり、ともに未来をつくる時代」

続く特別トークセッションでは、「地域がつながり、ともに未来をつくる時代へ ~移動・交通・テクノロジーから考える、まちづくりとイノベーション~」をテーマに、これからの都市と地域のあり方について議論を深めました。

登壇したのは、一般社団法人Co-Innovation Ecosystem共同代表理事/CoIU特別顧問の宮田裕章氏、沿線まるごと株式会社取締役の会田均氏、株式会社TOUCH TO GO代表取締役社長・JR東日本スタートアップ シニアマネージャーの阿久津智紀氏。ファシリテーターを、起業家でCoIU理事の秋山咲恵氏が務めました。

それぞれ異なる領域で新たな社会や事業のあり方に向き合う登壇者が、移動・交通・テクノロジーなどを切り口に、都市と地域がこれからどのようにつながり、ともに新しい価値をつくっていけるのかを考えました。

企業、地域、大学など、一つの組織や一つの地域だけでは解決することが難しい課題が増えるなか、異なる立場や専門性を持つ人たちがつながることから、どのような可能性が生まれるのか。会場の参加者にとっても、その後の対話につながる多くの問いが生まれる時間となりました。

CoIU1期生と企業が、立場を越えて「問い」を語り合う

イベント後半では、CoIUの1期生7名を交えたテーマ別の「共創対話セッション」を開催しました。このセッションで大切にしたのは、企業人と学生という立場を越えて、お互いを一人の「共創のパートナー」として知り、それぞれが持つ問いについてフラットに語り合うことです。

テーマは、「個の『問い』を起点にした挑戦」と「地域・まちとの共創」。

「あなたはどんな『問い』から、どんな未来や新しい仕組みを生み出したいですか?」
「異なる場所は、どう補い合い、新しい価値を生み出せると思いますか?」

といった問いを起点に、少人数のグループに分かれて対話を行いました。

CoIUの学生たちは、自分自身が感じている違和感や考え続けたい問い、これから実現したい未来について言葉にし、参加した企業の皆さまも、それぞれの経験や社会人としての視点を交えながら応えていきました。

年齢も所属も経験も異なるからこそ、自分一人では思いつかなかった視点に出会う。
各グループでは時間いっぱいまで活発な対話が続き、会場全体が大いに盛り上がりました。

本日の出会いを、次の共創へ

約70名にご参加いただき、大盛況となった今回の「TOKYO共創会議」。

TAKANAWA GATEWAY CITYという新しいまちを実際に「見る」。
第一線で挑戦する実践者の言葉を「聞く」。
そして、企業・大学・学生が立場を越えて「対話する」。

一日の体験を通じて、それぞれが新たな視点や問い、人とのつながりを持ち帰る機会となりました。

参加者の声

参加者からは、まちづくりや地域共創への共感に加え、異なる立場の人と対話することの大切さを実感したという声が寄せられました。

「まちづくりを通じて、人や企業、地域をつなぐ共創の考え方が印象的でした」

「問いを立てて行動することの大切さと、地域との対話を重ねる重要性が印象に残りました」

「社内や近い領域の方と話しているだけでは、なかなか発想の広がりにつながらないと感じています」

「CoIU設立に込められた思いやコンセプトに、とても共感しました」

これらの声からも、普段接することの少ない人や価値観、地域の現場との出会いが、新たな発想や行動の起点になることがうかがえます。

CoIVaが目指すのは、イベントで出会って終わる関係ではありません。異なる地域や業界、世代の人々がフラットにつながり、対話を重ね、その先に新たな挑戦や事業が生まれていくことです。

「本日の出会いを、次の共創へ。」

今後も「TOKYO共創会議」では、地域と都市、企業と大学、そして世代を越えて多様な人々が出会い、ともに未来を考え、新たな共創を生み出す場をつくっていきます。

一般社団法人 Co-Innovation Valley alliance(CoIVa)事務局 

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